楊式秘伝太極拳127式で健康づくりしませんか? わたしには、悲惨な過去があります。扁桃腺肥大による毎月の高熱が一週間は続き、その合間にはぎっくり腰で這いまわり、中耳炎で耳だれが続き、憂鬱な毎日でした。整形外科で診てもらうと、重症の椎間板ヘルニア。
整形の先生は、うちでは手術できないので、大学病院を紹介するからと言っていただきましたが、手術しても治るかどうかは50%と言うのでうから心配になりました。
そんな時、出会ったのが気功法でした。よくテレビで、施術者が患者に気を送っている光景を見ますが、これは、前にいる講師の動きに合わせて後ろで、単調な動作をゆっくり真似するだけで、効果を焦るわたしとしては、正直なところ物足りませんでした。でも、約二年間ほど続けたところ、薄皮を剥がすように、扁桃腺炎とか中耳炎にはカ掛らなくなりましたが、腰痛は軽快しないので、毎日、接骨院に通っていました。
その気功講座は二時間、合間の休憩時間に、余興として太極拳二十四式を演武して受講生に見せてくれたのです。それがきっかけで、簡化太極拳24式を知ったのです。太極拳は、覚えるのが面倒そうで、その時は、習う気にはなりませんでしたが、時々、発症するぎっくり腰でどうにもならない状態が続き、あの時見た太極拳なら何とかなるのではないかとの思いで、太極拳を覚えることを覚悟したのです。その後の経過は、太極拳カテゴリに書いていますので、ご関心のあるお方様は、読んでみてください。
わたしの過去は、病気のデパートでした。それが、本屋で5分も立ち読みできなかったのですが、今は、一時間でも二時間でも何ともありません。200ページ程度の本であれば、買わないで立ち読みで済ませてしまいます。そして、読んでみて、気に入った本だけを買うようにしているのです。最初の目次やプロローグだけで買ってしまうと、あとで後悔するような本も多いからです。ただし、これには、ちょっとしたコツがありますが、ここで述べていると永くなりますのでやめておきます。
横道にそれましたが、わたしは、気功や太極拳、練功十八法を通して病気のデパートを脱出しました。それで、あれほど、ひどかった腰痛も、いまは何ともありません。早朝、4時半に起きだして、大神子海岸までウォーキング、大神子浜では、潮騒を聞きながら、練功十八法前段、太極拳二十四式、四十八式を気分で一人、練習して帰りの途につきます。足腰も丈夫になりました。もう、かつてのような状態には、絶対、戻りたくないので、これからも太極拳を続けて行こうと思っています。
少々、話が長くなりましたが、今度、国内でも非常に珍しい太極拳の講座が始まります。 それは、楊式太極拳127式です。楊式太極拳は、別に珍しいものではありません。各地の太極拳講座のほとんどは、楊式太極拳が原型で、簡化二十四式太極拳として教えられていますが、今度、始まる太極拳講座は、套路が127式で、非常に長いのが特徴です。制定拳として中国政府が楊式太極拳八十八式とか伝統八十五式がありますが、それをかなり上回る套路です。
講師は、高野山出身の高名な住職様が教えてくれます。この住職先生は、台湾で本格的に習われたそうです。 徳島にはないのですが、高松に行って、陳式太極拳を習いたいと思ったりしていましたが、距離、時間、経費的に現実的ではありません。そんな時に、徳島県でこの楊式秘伝太極拳百二十七式がスタートすることになったのです。
健康に不安のある方や、取り越し苦労をする傾向がある方には、特にお勧めです。楊式秘伝太極拳百二十七式はわたしも初めてです。是非、ご一緒に練習いたしましょう。
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