田舎暮らしは幸せ探しです。毎日が癒しの生活です。忘れて来た風景をあなたの手に取り戻しましょう。

田舎暮らしを始める心構え

田舎暮らしは癒しの生活

  
■田舎暮らしは、生活に要する費用が安い訳ではありません。田舎暮らしでは、都会ほど競争がない分むしろ物によっては高いことも多いので使い分けが必要です。
「田舎暮らしでは、物価は安いし野菜は近所の農家が分けてくれる」 なんて体験談もありますが、年中、こんなことがあると錯覚しないでください。
それでも、田舎暮らしではそれなりに大きな効用があります。
それは、私達が、過去に忘れてきた原風景が残っているからです。テレビでやっているような田舎暮らしのための古民家はもうほとんどありません。田舎暮らしをするのに、金に糸目を付けないというならば別ですが。提唱する田舎暮らしは、地方都市で、郊外の農村と町が混在した地域の中古住宅を買って住むのが一番有利な選択です。予算も1000万円以内で十分、リフォーム済みの土地付き住宅が買えますからね。

田舎暮らしを始めたいあなたへ

田舎暮らしには、結構、お金が掛かると言うのも事実ですが、
お金はほとんど掛からないのも事実です。
と言うのも、それは、暮らし方次第なのです。まず、最初の住み方に付いて分けてみますと、

@田舎暮らしを人里離れた山村で地域と隔絶した完全な自給自足型の生活をしたいのか?
A田舎暮らしを地方の中核都市の郊外である程度、都会に準じた暮らしをしたいのか?
B田舎暮らし生活を固定的ではなく、都会に暮らしながら、都会と田舎を行ったり来たりしたいのか?

これをきちんと意識した上で物件選びをしないと、あなたのための正しい田舎暮らし生活は実現できません。

そして、生活費に付いてお話しますと、生活費は都会に住もうが田舎で暮らそうがそんなに変わるものではありません。衣食住に付いて、実際に掛かるものは掛かります。よくテレビで田舎暮らしをテーマに扱った番組が報道されていますが、あの放送は、真実を伝えていないと思います。野菜は自給自足で、魚は近くの猟師さんが採れ立ちの魚や貝類をどっさりとなんて、そして、地域の人も交えて、交換パーティで楽しく云々。大笑いです。そんな特殊なこと、そうです。特殊な例もあるかも知れませんが、普通は、魚も買い、野菜も買っているのが現状です。そんな、毎日、近隣の友人、知人が野菜や魚をくれるような関係になろうとすれば、そこまで行くには、都会にいた以上の付き合いとお金をつぎ込んで付き合いを深めなければならないでしょう。
月収3万円とか5万円とかでやっているなんてことは不可能です・・・たとえ10万でも無理でしょう。

住居費は好意で借りた借地に廃材利用で建てた家なので借地タダとか、風呂は谷の水を引いた自家製の五右衛門風呂、あぁ〜絶景かな・・・なんてやっていますが、だれもそんなことは真似できませんし、ああ言った番組に出て来る収支バランスは相当に無理があります。
それは、生活は食費や光熱費だけではないからです。冠婚葬祭、寄付、医療費、地方税、健康保険料、通信費、
交通費、燃料費、NHK、その他、数え切れないほど出費項目があるでしょう。だから、田舎に来れば生活費が極端に安くなってと言うのはありえないことと理解するのが当然です。

それも分かった上で、なおかつ田舎で暮らしたいと思えば、昔と違って地方に来る者をよそ者扱いすることなく田舎はあなたを優しく迎えてくれるでしょう。

そして、田舎暮らしと言っても、いろんな暮らし方がありますから、そこのところを、自分は、田舎に行って何をしたいのか、と言うことをきちんと整理しておかないと、後になって、こんなことではなかったと後悔することにもなりかねません。

そもそも田舎とは何か、そしてあなたの求める田舎生活は何なのか、と言うことをきちんと整理しておかなければ、ただ、何となく都会に疲れたから地方に移ると言うのでは、失敗して、すぐ、都会に舞い戻ってしまうでしょう。

大体、都会に住んでいると、都会の便利さに慣れています。ボタンひとつで何でも出来る、とは少し語弊があるかも知れませんが、買い物、娯楽、交通、医療等、便利さは当たり前です。

そう言う見方をすれば、田舎暮らしも、娯楽や交通の便利さと言う点を除けば、田舎にいてもほとんど、都会と同じです。現在は、日本全国、どこに住もうが、お金さえ掛ければいくらでも贅沢な暮らしは出来るからです。

あるとき、お客様にこんなことを言う方がいました。田舎の住まいを、色々と相談していたときでした。

田舎でも、都会の今の家には床暖房が設置してあるので、田舎の中古住宅も、床暖房に改造したい。
また、お風呂も現在、ジェットバス付きのユニットバスが快適だから、そんな家にしたい・・・
プライバシーは・・・、住む場所は、周辺に人家のない、つまり地域の人と関わらない高台の海が見える土地・・・

私は、このご要望を聞きながら内心、田舎暮らしをあまりにも理想化しているなと感じたものです。
そして、この人は田舎に移り住んだとしても何年かすれば、また、都会に舞い戻ってしまう公算が大きいなと感じました。

田舎で、他人と関わり無く生活するなんて不可能です。近隣関係は都会以上に重要な問題です。冠婚葬祭をはじめとする儀礼的な付き合いとか、地域の祭りや道路の清掃、地域、コミュニティの寄り合い等々、地域のどぶ掃除まで求められますから、隣りは何をする人ぞ、なんてことは絶対にありません。ひとたび地域に入れば、極端な場合、プライバシーなんて無いものと心得よ、です。これらの課題を背負って行く覚悟がある人だけが田舎に適応できるのです。そうでなく何となく都会に飽きたので、と言う人は、別荘暮らしを考えるのが良いでしょう。
別荘であれば、お金の程度にもよりますが、上で述べた希望のほとんどを実現できるからです。

都会と地方を行ったり来たり・・・そんな暮らし方もあって良いと思いますし、私のところへの依頼もだんだんそう言った事例も増えてきたように思います。

要は、田舎暮らしと言う言葉の響きだけでなく実際に、地方に行ってどんな暮らし方をしたいのかと言うことをはっきりと意識した上で、物件選びを心掛けると良いと思います。


お買い得の田舎暮らし物件情報


物件総額 
350万円
250万円
宅地246.2u、畑 195u(公簿)
床面積 63.63u木造平屋瓦葺

場所は徳島県美馬市美馬町


高速インターより車で約5分ですから、週末のみこちらで生活して、ウィークデーは都会で仕事することも十分可能です。
詳しい情報は、下記よりどうぞ。
終了済

  田舎暮らし情報 問合せ


郷に入れば郷に従え

都会のマンション生活の閉鎖性に慣れている人は、田舎の隣人が、何の断りもなしに自宅に入り込んできます。
そのことにまずビックリするでしょう。でも、これが田舎の現実の生活で当り前のことなのです。こう言う習慣が、犯罪を未然に防止して来たことも事実なのです。

なぜなら、このようにして、隣人はお互いに助け合って生きて来た習慣によるのです。だから、住人はお互いの家の中のすべてを知っていて当り前なのです。そのことを受け入れないで、便利さや都会の人間関係の希薄さをたもったままの田舎暮しを望むなら、時間の長短はありますが、必ず、その田舎暮しは破綻するでしょう。田舎で生きて行くためにはやはり「郷に入れば郷に従え」でしょう。

「田舎暮し」は、都会の言葉です。田舎に田舎暮しと言う言葉はありません。これから田舎へ移住を希望する人は、このことを理解した上で田舎暮しを考えられることをお薦めいたします。


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